高齢者看護ならではの大変な所はどこだと思いますか?

高齢者の方の看護の中で大変だなと思うことは色々あります。

 

例えば、高齢者には、認知症による周辺症状があります。
認知症による不穏など、本当に大変ですね。

 

しっかりと歩けないのに、徘徊しようとしたり、叫んだり、暴言を吐いたり...。
中には、排泄物にまみれてしまっていたり...。

 

病院であれば、鎮静剤を使用したり、危険とあれば拘束したり、対応方法は色々あります。

 

しかし、介護施設ではそういった薬品も使いませんし、拘束もしません。

 

ただひたすら、ご利用者様に付き添い見守ります。
興奮されたご利用者様に殴られたり噛みつかれたり、引っ掻かれたりすることもあります。

 

ですから、夜間スタッフの少ない時は大変です。
やはり日中に比べると夜間の方が不穏もひどくなる傾向にありますので、夜勤の仕事が進まず難儀することがよくあります。

 

しかし、認知症というものをよく理解し対応することで、不穏がおさまることもあります。

 

認知症の方だからといって何もわからない訳ではありません。
一番つらいのは、ご本人ですから、よく気持ちをくみ取り接することが大切だとおもいます。

 

 

それより、一番大変なことは、高齢者の方は誰しももっているリスクがあります。
死、というものです。

 

老衰のため徐々に亡くなられる方もおりますが、中にはなんの前触れもなく亡くなられる方もおります。

 

急死の場合は警察も介入したりと大事になることもあります。

 

しかし、いくら良く観察していても、これだけは避けて通れないのです。

 

人の寿命は観察だけで計り知ることは不可能です。

 

私たちに出来ることは、常にご利用者様の観察に努め、異常の早期発見につなげることです。

 

しかし、夜間などナース1人に、介護士5人で100名をみるわけですから、本当に大変なことだな...といつも思います。